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研究の紹介


研究領域

臨床社会心理学

研究内容

大別して以下の8領域です。

  1. 抑うつの基礎研究
  2. 軽症抑うつの発症メカニズムの検討
  3. 大学生のメンタルヘルス向上に向けた実践研究
  4. 地域における自殺予防に向けた研究
  5. 自殺報道についての研究
  6. 精神保健支援に向けた基礎研究
  7. 臨床と基礎のインターフェイス
  8. その他

抑うつの基礎研究
(抑うつの連続性,認知行動理論,症状評価や自記式尺度 他)

抑うつの心理的な面からの基礎研究をしています。
たとえば,普通の人に見られる軽度の抑うつと,うつ病との間に連続性があるかどうか,
抑うつの認知行動理論の測定ツールの整理,
抑うつ症状の自記式尺度の特性などについて研究しています。

最近は心理学において抑うつのアナログ研究が増えていますが,
その方法論や臨床的な抑うつとの関連について研究することは,
臨床と基礎とのインターフェイスを考える際に,重要な意味をもつと考えています。

主な業績


軽症抑うつの発症メカニズムの検討
(自己注目,原因帰属,自己開示 他)


軽症抑うつを対象に,その発症・維持におけるメカニズムを,
主に大学生を対象とした研究によって検討しています。

認知的要因として自己注目(自己没入)を取り上げ,
それと関連する対人的な要因についても共同研究により進めています。

主な業績


大学生のメンタルヘルス向上に向けた実践研究
メンタルヘルスの問題を客観的にとらえなおし,
セルフヘルプを図るために,心理学(とりわけ社会心理学)が役に立つのではないかと以前から思っていました。
自己没入的になってしまい,こころの問題の森で迷う前に,
授業を通じてどうにか学生たちにアクセスできないだろうか。
そこで,授業を通して,メンタルヘルスについての心理学的,精神医学的知識を教え,
認知行動療法的な視点から予防的なとり組みを実践しています。

主な業績


地域における自殺予防に向けた研究
大野裕先生(慶應義塾大学)が中心となって1999年より行われている
青森県名川町(現・南部町)における自殺予防活動に加えていただいています。
自殺予防は,精神医学的な対策から,
心理・社会的な面も取り入れた流れへと変わってきています。
社会心理学的な視点から,現状の分析と対策を考えて,
町の保健師さんとともに実践しています。

主な業績


自殺報道についての研究
厚生労働省の研究「自殺の実態に基づく予防対策の推進に関する研究」
(平成16年度,主任研究者:上田茂)に加えていただいたのをきっかけに,
2005年より行っています。
学部の坂本ゼミの仲間とともに,実証的な点から検討を行っています。

主な業績


精神保健支援に向けた基礎研究
(偏見・ステレオタイプ,援助希求行動,大学生のメンタルヘルス 他)

精神保健に直接役に立つわけではないですが,
間接的に役立つことを念頭におきながら基礎研究をしています。

精神疾患に対する偏見・ステレオタイプの問題,
問題を抱えた人の援助希求行動および,
大学生のメンタルヘルスの基礎資料の研究しています。

主な業績


臨床と基礎のインターフェイス

臨床と基礎のインターフェイスを模索し,
学会でワークショップや自主シンポジウムを企画しています。

たとえば,1994年に木島伸彦先生(当時,慶應義塾大学),
友田貴子先生(当時,立教大学)とともに立ち上げたJACS(臨床・社会心理学研究会)があります。
また,杉山崇先生(山梨英和大学),
伊藤絵美先生(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス)と臨床心理学の基礎学について検討しています。

主な業績


その他
臨床心理学的なテーマとそれに関係する社会心理学・人格心理学概念について研究しています。
たとえば,いじめ,ソーシャルサポート,
楽観性・悲観性,パーソナリティ(TCIなど),
抑うつ以外の精神疾患の基礎研究などです。多くは共同研究です。

主な業績



Last Updated:2010.8.28